1. Home>

27年度本試験合格率はまさかの2%台!今後も低い数字で推移する?

社会保険労務士試験の合格率は、これまで概ね7%前後のラインで推移してきました。
しかしながら、平成27年度本試験では2%台にまで転落し、例年の傾向が大幅に覆される結果となりました。

905c6d74f52d6316e8a1969a95f09ce2_s

今後社会保険労務士試験を受験される皆さんにとっては、合格率の行方は最も気になるところではないでしょうか。


◎業務拡大を狙う社労士会、合格者の絞り込みは不可避

これまでの傾向から言えば、「合格率が下がった年度の次は易化し、合格率もぐんと上がる」というのが通例でした。ですが、今回ばかりはちょっと事情が違うようです。
そもそも、なぜ27年度試験においてここまで合格率が下がってしまったのかといえば、その背景には日弁連(日本弁護士連合会)から下されたあるお達しが大いに影響しています。
社労士会は、かねてより「社会保険労務士の職務拡充」とそれに伴う「資質の向上」を目指し、他士業会との調整を重ねてきました。
このたび、「簡裁訴訟代理権付与」等について、日弁連から下記の通り意見書が出されたのです。


「全国社会保険労務士会は,素養,実績の足らざるところは,憲法・民法・民事訴訟法等の試験科目追加や研修で補うとする。これらの科目を試験科目に加えるといっても,どの程度の習得度を合格基準に設定するか明らかではない。簡裁訴訟代理権を念頭に置くならば,司法試験に準ずる程度,少なくとも司法書士試験と同程度の習得度が必要になろう。」


上記を要約するならば、「社労士の地位向上を狙うんだったら、今後は司法書士試験レベルの難易度を保持してね」ということ。
これを受けて、社会保険労務士試験の合格率は司法書士試験レベルの2%台に引き下げられ、今後もその流れは変わらないことが予想されるというわけです。

社会保険労務士試験については、今回のような合格率引き下げの他にも、試験科目の追加(憲法、民法)や記述式の復活等、今後も様々な変更が予定されています。
こうした変更は総じて難化に向けたものと言えますから、これからはますます、試験合格が目指しにくくなることは言うまでもありません。
受験を予定されている方、なるべく早期に合格を掴みとってしまいましょう。
急がないと、一歩、また一歩と、社会保険労務士試験合格が遠のいてしまうかもしれません。



≫初学者でも合格の可能性がぐっと高まる勉強法は?≪