社会保険労務士試験の特徴は?

試験科目が多い

社会保険労務士試験というのは、試験科目が多いです。社会保険労務士の試験概要のページでもお話ししたように、ざっと8科目あります。

試験科目が多いから、覚えなければならないことも多いです。全くの初学者の場合は、最初の2ヶ月くらいは苦行かもしれません。

ただし、試験範囲の全体像が見えてくればしめたもので、その後は勉強量の勝負になってきます。そして、この試験は、事例問題も計算問題も出ないので、勉強した量がそのまま結果になる感があるのです。

試験科目ごとに合格基準点がある

社会保険労務士試験の大きな特徴が、この「科目ごとに設定された合格基準点」です。

8つの科目全てについて、この合格基準点をクリアしていないと合格できません。つまり、足切り制度が厳しいということです。

だから、全体の合計点数がどんなに良くても、一科目でも合格基準点に達しない科目があれば、不合格となります。

「労働基準法は満点だったのに、国民年金法で20%しか取れなかった」人は不合格。だから、一つの科目に多くの勉強時間をかけすぎてはならず、全体をくまなく勉強する必要があるのです。

試験時間が長い

社会保険労務士試験は、丸1日を費やして行われます。

午前中が10:30~11:50、午後が13:20~16:50です。

こうして並べると、午後の試験時間が短いように感じるかもしれませんが、よく見ると午後の試験だって210分間もあります。

一説によれば、人間の集中力が続くのは90分くらいのようです。それからすると、午前の80分も、ギリギリ集中力が持つ程度といえます。

そう考えると、午後の試験の210分間というのは、かなり長いのです。はっきり言って、終わった頃はみんな疲れ果てています。

ついでに言えば、試験は残暑厳しい8月。試験が近づいてきたら、体調管理にも気を使わねばなりません。こうして考えると、色々な意味で、社会保険労務士試験は、なかなかハードといえます。

内容の改正が多い

社会保険労務士試験の試験科目は、制度の改正が頻繁に行われるものが多いのです。年金関係の科目などは、特にそうです。

だから、ある意味、情報が必要な試験だということが言えます。情報収集にかける時間も、勉強時間のうちだと思った方がよいでしょう。