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やることの数値化と変数定数の考え方のメモ
日頃の作業をすべて数値にすべし、を提案する数値の鬼を読みました。
といっても主張はシンプルで、「もっと頑張る」とか「やる気が足りない」などの曖昧な言葉は人によって捉え方も違うし、どうすべきかわからんので客観的にわかりやすい「数値」を使おうぜということです。
簡単にまとめると
- PDCA
- KPI で数値化
とのことで、Plan(計画)Do(行動)Check(評価)Action(改善)という定番のツールを基本として計画や行動などそれぞれ数字を使って具体的に。
例として「英語を覚える」という目標の場合、「1 週間で単語を 10 個覚える」みたいに数値化すると具体的になってわかりやすい。
変数・変えられるものを意識する
行動するにあたり、やみくもにやるんじゃなく目標(問題)からできることを細かく分解して、その中から一番効果がありそうな変数 X を見つける意識が大事。
見つけるポイントとして、
- 細かく分解したものの中から、変数と定数を見分ける。
- 定数は変わらないもの・変えられないもの(天気とか)
- 変数は変わるもの・変えられるもの
定数を X と思い行動しても、効果が出ずにあまり意味のないことに時間を使うことになる可能性がある。
なので変数・変えられるものかどうかを見極める意識が大事。
変数を絞ったら試す、効果がでなかったら別の変数を試す。 すこし効果がでてもそれが一番効果のある X かどうかは分からないので、その変数より効果がでるものの可能性を考え、今の変数を疑うことが大事。
個人的まとめ
自分なんかは全然数値化できてないなあと再認識させられました。。ためになりますなあ。 特に変数 X のあたりの考えかたはかなり参考になりました。全体的に数値化して損なしってところですね。
途中、時間について触れてる箇所がありまして、そこに大きなクライアントと小さいクライアントがいて大きなクライアントに絞った結果、大きなクライアントから切られて右往左往みたいな話があったのですが、それは大きなクライアントを定数にしてしまったからよくなかったとのことでした。変数としてみてたら結果違ったかもねと。
これを読んだときにふと、恋愛と結婚も変数定数の関係で言い換えれるよなあとか思いました。 変数である恋愛では色々気にかけているが、結婚したら定数になって気遣いが減るみたいな。 仕事に限らず人間関係とか色々例えられそうですな。